糸尾バレエスタジオの2016年の発表会を観てきました

一宮市と稲沢市にスタジオがある糸尾バレエスタジオの発表会@名古屋文理大学文化フォーラムを観てきました。

今回は、バレエ・コンサートと「くるみ割り人形」の全幕の二部構成。
以前糸尾バレエの発表会を観に行ったのが2014年5月で、その時は「バレエ・コンサート」「ジゼル」「くるみ割り人形」「ラ・シルフィード」という内容でした。
ジュニアの発表会でしたので、きっとその時の子たちも今回の舞台に立っていたんだろうなと思います。

くるみ割り人形は、このバレエ・ラボを始めてから2度観ている(1度はテレビの特集番組ですが)ので、今回はどういう演出がされるかも注目して観ました。

クララの演技に魅了

出だしは幕の前を上手から下手に向かって人々が楽しげに歩いていき、クララの家に向かう様子を表す演出がされていて、良い感じでのスタートです。

そして、幕が開き、客間に大勢の人が集まっている中で踊るクララがひときわ目立っていました。クララの踊りは、一つ一つの動作がすごく丁寧で、1番ポジションが非常に綺麗で、とても見応えがありました。

物語は進み、ドロッセルマイヤーのちょっとした手品が披露された後、深夜12時を迎えます。
大量のネズミたちが登場するも、クララがそんなに驚く様子もなかったことに驚いてしまいましたが、クララが投げたスリッパが全くネズミの王様に当たらなかったのにネズミの王様は気をそらしたの???というところも気になってしまいました。
そんなことを気にしていたら、あっという間に雪の国のシーンが終わってしまい、休憩へ。

そして、最後はお菓子の国のシーン。
お菓子の国では、スペイン、アラビア、中国など、聞き慣れた音楽で楽しい踊りを観ることができました。
一つ一つが短かったので、もう少し観ていたかったなという感じがありつつ、フィナーレを迎えました。

全体を通して、上手な子が多いなという印象でした。
次回は来年の春に発表会が行われるようですので、また楽しい舞台を見せてくれるのではないかなと思います。

作品情報

作品名:くるみ割り人形

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