Kバレエカンパニーのシンデレラを観ました

初めてのKバレエカンパニー鑑賞@愛知県芸術劇場です!

チケットの購入がかなり遅かったので3階席からの鑑賞となりました。

プロの公演なので、音楽が生演奏。
舞台が始まる前のオーケストラの音合わせ的な部分から、一気に気分が盛り上がります!

そして、いよいよ幕開け。

中村祥子さんが観れて良かった

シンデレラ役の中村祥子さんが二人の義姉に扱き使われるシーンからのスタート。
3階席ということもあって、やっぱりダンサーが小さくしか見えないなと思ったのもつかの間、祥子さんの身長の高さに加え、身体全体を使った動きで、小さいという気持ちは一気に吹き飛んでしまいました。

そして、シンデレラが義姉たちにおちょくられて3人で踊るシーンがあるのですが、明らかにシンデレラの動きが滑らかで、脚も高く上がっている、そんな別格の義妹がいたら、性格の悪い姉たちならいじめるのもあり得るなと納得してしまいました。。。

そんな義姉や義母とのやり取りのあとは、シンデレラの鍵を握る、老婆(仙女)の登場です。
前回見たキーロフ・バレエのシンデレラだと、勝手に家の中に老婆が入ってきていましたが、今回のKバレエ版では、家の外に老婆がいて、シンデレラが招き入れるという演出になっていました。こちらの方が自然ですね。

そして、前半の見所のシーン。
シンデレラが仙女の力で美しくドレスアップされ、豪華なかぼちゃの馬車に乗って宮殿に向かうシーン。
馬車と言いつつ、引っ張っているのは、4匹の鹿。
その鹿たちが、猛ダッシュで馬車を引っ張っているのが、非常に面白かったです。

後半は大きなオレンジや、道化の二人、凸凹コンビの騎士など、面白い要素があった後に、祥子さんの素晴らしい踊りを堪能しました。

全体を通して、中村祥子さんの素晴らしさが際立った舞台という印象でした。
そして、カーテンコールで指揮者の人が最後に出てきて、やっぱりバレエには音楽が必要なんだと強く実感しました。
それから、前半に出てきたヴァイオリニストはバレエカンパニーの人ではなく、シアター オーケストラ トーキョーの方だったと知り、それにもビックリ。
演技に合わせて下で演奏しているのかなと思ったら、舞台の上で演奏していたんですね。

そして、そして、本当の最後には期待していた熊川哲也さんが登場してくれて大満足でした!

作品名:シンデレラ
出演:Kバレエカンパニー

キャスト
シンデレラ:中村祥子
王子:宮尾俊太郎
仙女:浅川紫織
シンデレラの義姉:山田蘭/岩渕もも
義母:西成雅衣
雄鹿:石橋奨也/篠宮佑一/堀内將平/山本雅也
道化師:井澤諒/兼城将
騎士:栗山廉/矢野政弥
オレンジマン:杉野慧

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