英国ロイヤル・バレエ団の不思議の国のアリスを観ました

ちょうど1ヶ月前にBalletPlaisir(バレエプレズィール)の不思議の国のアリスを観ましたが、今回は英国ロイヤル・バレエ団の不思議の国のアリスを観ました。

出だしのアリスの動きが素晴らしい

物語はアリス家のパーティーから始まります。
アリスの滑らかで美しい動きを見て、この作品は素晴らしいものになりそうと予感させてくれます。

パーティーの最中、アリスと姉妹達をカメラで撮影しようとします。
その瞬間、フラッシュなのか、火花が散って、辺りは真っ暗に。
撮影をしてくれた人のお尻からはウサギの尻尾の様なものが飛び出し、彼とアリスの二人だけが動いていて、後の人は時が止まったように動かなくなってしまいます。

彼が穴に飛び込むと、ウサギに変身してしまい、アリスもその穴に飛び込んでいきます。
アリスが穴に落ちていくシーンはCGになっていましたが、2011年収録の作品なので、前回見た1985年に収録されたキーロフ・バレエのシンデレラのCGとは雲泥の差で、すごく安心して見ることができました。

穴に落ちたアリスの目の前には、小さな扉が現れます。
その扉を開けると、そこには不思議な世界が広がっているかのようにアリスが素敵な表情で示してくれました。
その時、客席の通路にはカラフルな衣装をまとったダンサー達が登場していて、不思議な世界の広がりを感じさせてくれる演出になっていました。

時々、通路などの舞台外での演出を見せてくれる作品がありますが、やり過ぎてしまうと、せっかく舞台に引き込まれていたのに、他のものに目がいってしまい現実に戻されてしまうことがあるので、注意が必要かなと思います。
(個人的には舞台外を使うヒーローショー的な演出は好きです^^)

アリスは小さな扉を無理やり通ろうとしますが、体がつっかえてしまい断念します。
諦めていると、空から(たぶん)”DRINK ME”と書かれた札のかかったドリンクが降りてきます。
アリスがそれを飲むと、身体がみるみる小さくなってしまいます。

アリスのみにスポットが当たり、アリスがひたすら回転して、最後に倒れると、そこには大きな扉が登場します。
アリスが小さくなったんだというのがよく分かる演出になっていました。

今度は”EAT ME”と書かれた札のかかったケーキが置いてあります。
それを食べると、アリスは大きくなってしまいます。
天井を突き破ってしまうくらいの大きさになってしまったように見える演出はとても見事でした。

その後も見事な演出が続き、CGではない張り子のようなチェシャ猫が、バラバラになったり、くっついたりする動きもとても良かったです。

また、その後には、スティーヴン・マクレイの見事すぎるタップダンス。非常にかっこよかったです。

最後の方は、裁判のシーンが続くのですが、そこをコミカルに演出していて、ハートの女王と男性4人のダンスは非常に面白かったです。

英国ロイヤル・オペラハウスでバレエ鑑賞

世界最高峰のバレエ団なので、バレエ自体はもちろんのこと、音楽・演出・舞台装置など、どれをとっても素晴らしいものでした。
DVDでも十分に素晴らしさは伝わってきましたが、英国ロイヤル・オペラハウスで観たらもっと感動するのでしょうね。
いつか英国ロイヤル・オペラハウスに行ってみたいです。

作品名:不思議の国のアリス
出演:英国ロイヤル・バレエ団

キャスト
アリス:ローレン・カスバートソン
ハートのジャック/庭師ジャック:セルゲイ・ポルーニン
白ウサギ/ルイス・キャロル:エドワード・ワトソン
ハートの女王/アリスの母親:ゼナイダ・ヤノウスキー
マッドハンター/マジシャン:スティーヴン・マクレイ

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