オランダ国立バレエのジゼルを観ました

今回はロマンティック・バレエのジゼルを観ました。

ジゼルは中世ドイツの村の物語で、ドイツらしいかは分かりませんが、ヨーロッパの村人らしい衣装がとても素敵です。

ジゼルの楽しい踊りに惹きつけられる

ジゼルの軽やかな登場シーンで、一気にジゼルの魅力に引き寄せられます。

ジゼルや、ジゼルの恋人のアルブレヒトが行う「踊る」のマイム。
何度か登場するので、これを覚えれば、あなたもバレエ通の仲間入りですね!?

それから、ジゼルのバリエーション。
よく発表会のバレエコンサートで行われていたのはこの場面だったんですね。
なかなかバレエコンサートではアルブレヒトがいることや、ジゼルのその時の気持ちを感じさせるのは難しいとは思いますが、きっと踊っている方々はそういう想いでやっているのでしょうね。
観るこちら側も今後はこの情景を思い出して観たいと思います。

そして、第1幕の最後のシーン。
ジゼルがアルブレヒトの秘密を知って、錯乱してしまうのですが、その演技がとても見事でした。

群舞が素晴らしい第二幕

第二幕は第一幕とはガラリと情景が変わり、森の中。

妖精のウィリーの女王ミルタが登場し、その後に続いて大勢のウィリーが登場します。
ウィリーたちは真っ白な衣装で、頭にはベールを被り、妖精の雰囲気を醸し出しています。
そのウィリーたちが登場するシーンにあわせて、ドライアイスが舞台の袖から徐々に広がってくるのが幻想的で素晴らしかったです。

ジゼルは第二幕の群舞が結構好きで、左右に別れたウィリーが中央に向かって片足を後ろに上げた状態で移動し、お互いに交差するシーンは魅了されてしまいます。
それから、女王ミルタも加わって、片足を交互に上げるシーンも好きな場面です。

一幕と二幕で全然違う世界が味わえるロマンティック・バレエのジゼル、とても素敵な作品です。

作品名:ジゼル
出演:オランダ国立バレエ

キャスト
ジゼル:アンナ・ツィガンコーワ
アルブレヒト:ヨゼフ・ヴァルガ

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